JavaScript (42) chibi:bit
英国で11~12歳の子どもたちに配布されたという小さなボードコンピューター BBC micro:bit の互換機 SWITCH SCIENCE chibi:bit を購入しました。micro:bit / chibi:bit のプログラミングには、ブロック, JavaScript, Python などが使われますが、この記事ではマイクロソフトの IDE を使って ブロック / JavaScript を使います。
micro:bit / chibi:bit は、約 5×4センチの小さなコンピューターですが、スイッチ、5×5 LED、加速センサー、温度センサー、磁気コンパス、入出力ピン、Bluetooth などが備わっており、入門機として申し分ない機能を持っています。
今回は温度センサーを使って温度計を作ってみました。
IDE は micro:bit 版が https://makecode.microbit.org/ chibi:bit 版が http://chibibit.io/ide/ にあります。どちらを使っても動作しますが、今回は chibi:bit のほうを使ってみます。
作ったプログラムを https://makecode.microbit.org/_KCoUCbaDE2YY で [共有] しました。[JavaScript] ボタンを押すと JavaScript のコード、[ブロック] を押すとブロックでのコードを見ることができます。
chibi:bit を USB ケーブルで PC につなげると、CHIBIBIT というドライブが見えるようになります。
[ダウンロード] ボタンを押すと hex ファイルがダウンロードフォルダにできるので、それを CHIBIBIT というドライブにコピーします。
chibi:bit のリセットボタンを押します。
chibi:bit の A ボタンを押します。すると、現在の温度が LED に表示されます。
今回のプログラムは温度を LED に表示するだけでなく、温度が変わるたびに、USB ケーブル経由で PC 側に温度の数値と改行コードを送っています。
このデータを受けるプログラムを Small Basic と Litdev Extension を使って作りました。(プログラムID KKK886-0)このプログラムは以前、Arduino (Osoyoo) UNO 用に作ったものとほぼ同じです。ボーレートを 9600 から 115200 に上げました。COM ポートの番号は必要に応じて変更してください。ポート番号は、デバイス マネージャー の「ポート」で確認できます。
Small Basic プログラムを走らせた後、chibi:bit の A ボタンを何回か押してみて下さい。
※ chibi:bit 専用開発環境での [共有] がうまくいかなかったので、micro:bit の JavaScriptブロックエディターのほうで [共有] しました。
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