C++ (8) MFC による Hello プログラム
なかなか C++ のソースに巡り合えないので、まずはサンプルプログラムとして Hello C++ を表示する C++ プログラムを作ってみることにしました。
まず悩むのが、C++ のプログラムのタイプがたくさんあることです。Visual Studio (Community) 2013 で [FILE] [New] [Project] を選ぶと、以下のようなテンプレートの選択画面がでます。
Win32 Console Application が一番簡単だと思いますが、一応グラフィックスにしたいので、MFC Application を選ぶことにしました。MFC は Microsoft Foundation Class Library の略で、よく見かける [File] [Edit] などのメニューをもつデスクトップアプリケーションを作成できます。
これを選んでビルドすると、なにも表示しないメニューだけのプログラムが実行できます。MFCHelloCpp という名前のプログラムを作ってみました。
Visual Studio で [EDIT] [Find and Replace] [Find in Files] を選びポップアップの Find what: に "TODO" を入れて [Find All] ボタンを押すと、ソースの中で変更すべき部分が Find Results 1 というウィンドウに表示されます。この各行をクリックするとソースファイルのその行が表示されます。
それとVC++のリファレンスを見たり Google で例えば「MFC DrawText color」などと検索してコードサンプルを参照しながら、主に CMFCHelloCppView::OnDraw() という関数の中に "Hello C++!" と表示するコードを入れました。結果の画面は以下の通りです。
そして、Java の JavaDoc、JavaScript の JSDoc に当たる、CppDoc というソフトでドキュメントを作成してみました。ドキュメントへのリンクはこちらです。
C++ のソースだけが対象なので、リソースファイル (.rc) などはドキュメントにはなりません(たぶん)が、例えば、MFCHelloCppView.cpp のソースはこちらのように作成されます。
ソース自体の公開は CodePlex を使う予定です。このプログラムは余りにも簡単なのでアップロードする価値があるかどうか、ちょっと躊躇しています...。
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